大量廃棄がたまに問題視されるソーラーパネルですが、再利用(リユース、リサイクル)には未だ多くの可能性が残されています。
今回は、そんなソーラーパネルの大量廃棄問題を解決するために行われている実証実験の内容と、私が大量廃棄の問題を受けて、考えた、「地域密着型ソーラーパネルクラウドファンディング」のアイディアをお伝えしたいと思います。
Contents
FIT終了後のチャレンジ:福岡で進む古いソーラーパネルの再活用試み
まずは、朝日デジタルの記事への個人的な感想からご紹介。
リユースソーラーパネルの再利用実験は10~20年経過のものでやる方がより深い洞察が得られるのでは?
下の記事で紹介されている、福岡県で開始された使用済み太陽光パネルの再利用実証実験は、5〜10年の比較的新しいパネルを使用しているとのこと。
せっかくなら、10~20年ほど計画したもので実証実験してほしいと個人的には思った。
なぜなら、FITの買取制度が終了するのが、10年もしくは20年だから。
(私が考えてみたリユースパネル問題の解決策の一つは記事要約の下です。)
(記事要約)
福岡県で開始された実証実験では、使用済み太陽光パネルを再利用しています。
大川市の家具メーカーの屋上に5〜10年使われたパネルを設置し、生成された電力は電力購入契約(PPA)を通じてメーカーで使用します。
この取り組みは、将来的に増加する太陽光パネルの廃棄量に対応し、リユースの効率やコストを評価し、再利用を促進することを目的としています。
福岡県は太陽光パネルの廃棄量が2036年にピークを迎えると予測しており、リサイクルとリユースの両方で対応を進めている状況です。
リユースソーラーパネルの課題解決のための提案
リユースパネルは大量に出ることがあると聞いたことがあります。
保険の適用だったり、リコールだったり、あとは、記事のように、FIT終了のための解体などなど。
これら、大量に出る使用済みソーラーパネルは安くで販売可能だと思うのですが、流通させようと考えた場合、「送料と手間」が問題となると思います。
なぜかというと、ソーラーパネルは面積が大きく、配送料が高くなる傾向にあるからです。
そして、それを梱包する手間も結構かかります。。
この問題を解決するためにインターネットをフル活用して、再利用ソーラーパネルの流通しやすくすることが出来ないだろうか?
少し考えてみたアイディアをここに記載してみたいと思います。
地域密着型ソーラーパネルクラウドファンディング
概要
地域密着型ソーラーパネルクラウドファンディングは、近隣の使用済みソーラーパネルを販売したい人と、購入したい人を繋ぎ、必要な資金を集めてパネルを再利用するプラットフォームです。
特長
- 地域密着型: 送料を抑え、地域経済活性化に貢献
- クラウドファンディング型: 販売者と購入者を繋ぎ、必要な資金を広くから集めてパネルを再利用
- 多様なニーズに対応: 購入者は、購入資金を分割で支払える、安価なリユースパネルを入手できる
- 環境貢献: 資源循環、環境負荷低減に貢献
利用の流れ
販売者:
- リユースパネルを販売するプロジェクトを作成
- 販売枚数、単価、期限、引取期限、場所などを明記
- パネル詳細情報、設置場所、写真、状態などを掲載
購入者:
- プロジェクト一覧から購入したいプロジェクトを選択
- 購入枚数、金額、引取タイミングを提示
- プロジェクト成功に必要な金額が集まれば購入成立
取引:
- プラットフォーム上で売買契約を締結
- 購入者は、購入金額を支払い、販売者はパネルを引渡し
- プラットフォームは、取引を仲介し、手数料を受け取る
機能
- プロジェクト検索: 地域、パネル種類、価格など様々な条件で検索
- プロジェクト詳細: 販売者情報、パネル情報、プロジェクトの販売(達成)状況など確認
- メッセージ機能: 販売者と購入者間のコミュニケーション
- 決済機能: 安全・安心な決済システム
- トラブル対応: トラブル発生時のサポート
メリット
- 販売者:
- 一括の資金調達とパネルの再利用を同時に実現
- パネルの適切な処理が可能
- 購入者:
- 安価なソーラーパネルをまとめて入手できる
- 環境貢献できる
- 地域:
- 地域経済活性化に貢献
- 環境負荷低減に貢献
課題
- 認知度向上: プラットフォームの認知度向上
- ユーザー獲得: 販売者と購入者の獲得
- プロジェクト運営: プロジェクトの審査、管理
- トラブル対応: トラブル発生時の迅速な対応
解決策
- SNS等での情報発信: プラットフォームの認知度向上
- 地域イベント開催: 販売者と購入者の交流促進
- 行政との連携: 政策支援
- 第三者機関による認証: 安心・安全なプラットフォームの運営
- 充実したサポート体制: トラブル発生時の迅速な対応
収益源
- 手数料型:マッチングが成立した際に、プラットフォームが仲介手数料を受け取るモデル
- 広告収入型:プラットフォーム内に広告掲載スペースを設け、広告収入を得るモデル
考えられる今後の展望
- 地域密着型から全国展開
- 企業との連携によるサービス拡充
- 海外展開
まとめ
地域密着型ソーラーパネルクラウドファンディングは、ネットのメリットを活かして、リユースソーラーパネルを手放したい人と欲しい人をマッチングさせるプラットフォームアイディアです。
双方にメリットがあるため実現可能性は高く、環境負荷低減にも貢献できるのではないでしょうか?
課題もありますが、解決策を講じることで、多くの人に利用されるサービスになると思います😀
あなたは太陽光パネルの廃棄問題について、どのように考えますか?
ぜひ、コメントでご意見をお聞かせください💬
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