これから「電気自給ユニット」用のソーラーパネルをDIYで設置したいという方向けに、計画から配線まで全11回でお届けする連載をスタートします。第1回は、本題に入る前にぜひ知っておいてほしい「なぜ地上設置がおすすめなのか」というお話です。
Contents
こんな人に読んでほしい
- 自宅の庭先や空き地にソーラーパネルをDIYで設置してみたい方
- 屋根設置と地上設置で迷っていて、先に判断基準を知りたい方
- 電気自給ユニットのソーラーパネルを、できる範囲は自分で取り付けたい方

1. なぜ今、DIYでソーラー設置なのか
電気料金の高騰や災害への備えから、ご自宅での電気自給を検討される方が増えています。「電気自給ユニット」の設置作業のうち、ソーラーパネルの取り付けや配線はDIYで行っていただくことが可能です。ただし、直流(DC)を扱う作業のため、正しい知識と手順を踏むことがとても大切です。この連載では、私たちが実際のお客様対応をもとに作成した「ソーラーパネルDIY設置ガイド」の内容を、全11回に分けてわかりやすくお届けします。
2. 屋根設置が非推奨な理由
「せっかくなら屋根に載せたい」と考える方も多いのですが、私たちは屋根設置を推奨していません。理由は次の通りです。
- 高所作業にともなう転落リスク
- 屋根への穴あけ等による雨漏りリスク
- 撤去・廃棄時までを含めたコストの高さ
私たちのスタッフは屋根上での現地確認・作業を行っておらず、屋根設置を実施される場合は、お客様ご自身の責任のもとでの施工、または工務店・専門業者への依頼をお願いしています。

3. 私たちが推奨する「地上設置+直列接続」という方針
そこで本連載が基本にするのが、「地上の簡易架台への設置」と「直列接続」です。地上設置であれば、高所作業のリスクを避けながら、DIYでも安全に取り組みやすくなります。配線については、影の影響を避けやすい近接集中配置での直列接続を推奨しています。
4. この連載で学べること(全11回のロードマップ)
本連載では、以下の流れで実際の施工手順を1つずつ解説していきます。
- なぜ地上設置?(本記事)
- 直流を扱う上での安全ルール
- 資材・工具の買い物リスト
- 着工前の事前計画チェックリスト
- パネル到着日の受取・保管
- MC4コネクタと直列接続の仕組み
- 影対策と配置の最終確認
- 配列図の描き方
- 束石〜取付け実践編
- 配線・防水処理実践編
- (番外編)2系統レイアウト/屋根設置を検討する方へ
全体の流れは、上記の動画でも解説しています。あわせてご覧ください。
5. どうしても屋根に載せたい人へ
屋根設置をどうしても検討したいという方向けには、番外編として注意点をまとめる予定です。屋根設置の場合も、ソーラーパネルのフレームや架台へのアース線接続、電気工事士への依頼が必須になりますので、詳しくはそちらの回をお待ちください。
まとめ
- 電気自給ユニットのソーラーパネルは、地上設置+直列接続が基本方針
- 屋根設置は転落・雨漏り・撤去コストのリスクがあるため非推奨
- 全11回の連載で、計画から配線までの手順を1つずつ解説
よくあるご質問
Q1:ソーラーパネルは屋根に設置してはいけないのですか?
A:禁止しているわけではありませんが、高所作業や雨漏りのリスク、撤去時のコストを踏まえ、私たちでは地上設置をおすすめしています。屋根設置を希望される場合は、お客様ご自身の責任での施工、または工務店・電気工事士への依頼が必要です。
Q2:地上設置にはどれくらいのスペースが必要ですか?
A:パネル間・外周ともに0.6m以上の管理通路を確保することを推奨しています。必要面積の考え方は、連載第4回で詳しく解説します。
次回は、直流(DC)を扱う際に絶対に押さえておきたい安全ルールについて解説します。
ご自宅の状況に合わせた相談をご希望の方は、「おうちの電気自給の相談サービス」もあわせてご検討ください。
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