アウトランダーPHEVの純正200V充電ケーブルを改造してみた

アウトランダーPHFVをソーラー発電で充電したい!
だけど、200V充電ケーブルしかなく、ソーラーは基本AC100Vで運用しているので、充電ケーブルを100Vにして、ソーラー充電したい!
そんな時に、FBのISOLAコミュの投稿で、桜の山農場さんの改造記録ブログを教えてもらったので、参考にするとに。

先に結論を話すと、失敗いたしました。
ポイントは、
①旭東電気製はトランス式だから、改造出来る。
②矢崎製はオンボードのスイッチング式だから出来ない。
ということ。

まぁ、それを踏まえた上でまとめノート作ったので、中身を知りたい方、改造に興味がある方の参考になればと思い、公開します。

1.カバーを外す

ヒーターガンでないと外れにくい

まず、トルクスレンチのT10(穴付き)でカバーを留めているネジ8本を緩めて外します。
次にカバーを取り外しますが、かなり外しにくいです。
ヒーターガンで温め、 マイナスドライバーでこじって開けられました。
分解できないようにコーキングしてある模様。

2.中身の基盤など

蓋を開けたところ

開けたら、ちょっと違う外見、トランスが見当たらない。リレーがポンと。

リレー  TE T92P11D24 データーシート

リレー

これを見つけたので、もしかして、トランス式ではなく、オンボードのスイッチング式のAC-DC回路になっているのでは、と思ってしまいました。

ACDC回路があるか、調べるか。

[blogcard url=”https://ednjapan.com/edn/articles/1503/26/news002.html”]

もし、ACDC回路があるなら、きっとどこかにMOSFETなりのスイッチング素子があるはずよね。

もしそうだとしたら、普通に基盤交換かになるから、改造は難しいかも。。?

ざっとしかみてないが、24Vで切り替えを行うようなリレーと思えるので、24Vをリレーに与えて上げればそれで充電開始するのか。。。

いや、けど判定回路がきっとあるよな。インジケータあるし。
とまぁ、ここらへんで諦めモードに。

基板上にある半導体を調べてみる。

とりあえず、基盤上にある半導体を調べてみた。

スイッチングトランス

黄色のがスイッチングトランス その左の水色に囲まれてるのが、コモンモードチョークコイル

[blogcard url=”https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&sxsrf=ACYBGNQWIZf178HSxtBkdigKIgWCM5dzmQ:1576731053102&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwiN-M3y9MDmAhUTvJQKHQ-KBt4Q_AUoAXoECA4QAw&biw=1366&bih=625”]

スイッチングトランスがあることから、絶縁型のコンバータでは。

オペアンプ TL084 14本足  データーシート

オペアンプ

光アイソレータ FOD4208 6本足  データーシート

光アイソレータ

アイソレータとは

[blogcard url=”https://contents.zaikostore.com/semiconductor/2464/”]

コモンモードチョークコイル 1430R5 ノイズ対策?  データーシート

コモンモードチョークコイルとは

[blogcard url=”https://www.murata.com/ja-jp/products/emiconfun/emc/2011/10/28/en-20111028-p2”]

結果

蓋にYAZAKIの文字が。。

桜の山農場のブログをよく見ると、蓋にkyokutoが作っていると表示があるが、自分のはYAZAKIの文字が。

3.まとめ

結論

  • 旭東電気製はトランス式だから、改造出来る。
  • 矢崎製はオンボードのスイッチング式だから出来ない。
  • 部品はどんなに忙しくても、分解してから発注しないとと思いました。(^_^;)

さて、次はどうしよう。
100V充電ケーブルを買うしかないかな~と思っています。

どちらにしても、自前のオフグリッド太陽光発電で充電して走らせたい。

その日が実現するまでがんばります。

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