大容量蓄電池による電気自給事例 🌞広島県- エクストラ5000導入レポート

広島県のユーザー様宅に「EXTRA5000」を設置しました!

昨今、電気料金の高騰や、南海トラフ地震などの災害対策への関心が高まり、自宅で電気を自給できないかと考えている方が増えています。
実際に今回のユーザー様もそういった悩みを解決するために、導入されました。

電気自給ユニット「エクストラ5000」は、家庭の電力供給を担うことができる高出力なシステムなので、特にソーラーパネルと蓄電池を組み合わせた設置が人気です。



今回、私たちは実際に広島県のユーザー様宅に出向き、「エクストラ5000」を設置した事例をご紹介します。

全国出張で対応するこの設置工事には、ユーザー様の要望に答えるために臨機応変に行っています。
今回は、15kWhの蓄電池を設置し、電気自給を実現しましたので、その事例をご紹介します。


15kWhの大容量蓄電池で、より安定した電気自給を実現

今回の導入事例では、ユーザー様のご希望により、5kWhの蓄電池を3つ組み合わせた合計15kWhの大容量蓄電池を設置しました。
これにより、昼夜を問わず、家庭全体での安定した電力供給が可能となり、電気自給のレベルが大幅に向上しました。


大容量蓄電池のメリット

  • 15kWhの蓄電容量があることで、家庭の基本的な電力消費を約1日分カバーすることができます。
    たとえば、夜間や曇りの日でも、蓄電池に蓄えた電力で照明や家電を使用することができ、家庭での電力供給が途切れることなく続きます。
  • 特に、停電時や非常時においても、必要な電力を安定的に供給することが可能であり、家庭の安心感が格段に高まります
  • これにより、電力会社からの電力購入を最小限に抑えることができ、電気料金の大幅削減が期待できます。


家庭の平均電力消費量

一般的な家庭の電力消費量は、世帯人数や住居形態によって異なります。
2015年に公表された「東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査」によると、戸建住宅における世帯人数別の平均月間電気使用量は以下の通りです。

  • 1人世帯:約219kWh
  • 2人世帯:約331kWh
  • 3人世帯:約386kWh
  • 4人世帯:約436kWh

これらのデータから、1日あたりの電力消費量を概算すると、

  • 1人世帯:約7.3kWh
  • 2人世帯:約11.0kWh
  • 3人世帯:約12.9kWh
  • 4人世帯:約14.5kWh

したがって、15kWhの蓄電池は、1人世帯から4人世帯までの平均的な1日分の電力消費量をカバーできることがわかります。
特に、1人世帯や2人世帯では余裕を持って電力供給が可能です。

実際に、このユーザー様は2人で使われる住宅でしたので、電気自給が高いレベルで実現可能となっています。

蓄電池の実効容量と使用可能時間

蓄電池の定格容量は15kWhでも、実際に使用可能な容量はやや少なくなることがあります。
これは、電気自給ユニット側で寿命を早めないために2割程度まで放電すると、自動で送電網の電気に切り替わるように設定されているためです。

そのため、実効容量は12kWhとなります。

この場合でも、1人世帯や2人世帯の1日分の電力消費量はカバーできますが、3人世帯や4人世帯では若干の不足が生じる可能性があります。

また、放電速度が速い(たくさんの電気を使う)場合、使用可能時間が短くなる可能性があります。

しかし、エネツクでは、蓄電池の寿命を重視することで、電池の劣化を防ぎ、投資回収率(ROI)が低下しないように設定しています。


電気自給ユニットEXTRA5000とは?

電気自給ユニットEXTRA5000(エクストラ5000)の特徴は、家庭用電力の自給を目指した、完全自家消費型のソーラー発電システムです。

1. 高出力で多様な電力ニーズに対応

  • 「エクストラ5000」は、最大5000Wの瞬間出力が可能で、エアコンや冷蔵庫などの大型家庭電化製品にも対応しています。
    これにより、日常生活の電力需要を十分にまかなうことができます。

2. 完全自家消費型で逆潮流防止

  • このユニットは、商用電源への逆潮流を防止する設計となっており、完全に自家消費型です。
    地域の電力会社への申請も不要で、電力供給システムとして安心して利用できます​。

3. 太陽光パネルとの相性が良い

  • ソーラーパネルと5kWhの蓄電池を組み合わせることで、昼間は太陽光発電で充電し、夜間でも蓄電池に貯めた電力を使用することができます。
    エネルギー効率を最大化し、電力コストを削減できるのが特徴です​​。

4. 独立型運用が可能

  • 商用電源をOFFにし、完全に独立した電力供給も可能です。
    災害時や停電時にも安心して電力を使用できるため、エネルギーの安定供給を確保したい家庭に最適です​。

5. 商用電源へ自動切替で無理なく電気を節約

  • 「エクストラ5000」は商用電源との自動切替機能により、手動での操作や複雑な設定を必要とせず、電力消費を無駄なく調整。
    日常生活に支障をきたさないスムーズな電力の自給が可能です。

「エクストラ5000」は、自宅での電力自給を高効率で実現し、エネルギーの安定供給を目指すユーザーにとって最適な選択肢です。

実際にエクストラ5000を使って電気を節約・自給する様子を検証した動画はこちらです。


どれくらいの電気自給が見込めるのか?

今回のエクストラ5000は、3.75kWのソーラーパネル15kWhの大容量蓄電池を組み合わせた構成です。
家庭の電力自給をどの程度実現できるかを具体的に見ていきます。

ソーラーパネルの発電量

3.75kWのソーラーパネルは、日照条件によって発電量が変わります。
例えば、1日平均4時間の太陽光が得られる地域であれば、次のような発電量が期待できます:

  • 3.75kW × 4時間 = 15kWh/日

2人世帯の1日あたりの平均電力消費量は約11kWhとされているため、3.75kWのソーラーパネルは、日中の太陽光発電だけで家庭の基本的な電力需要を十分にまかなうことができます。

ただし、季節や天候により、発電量が変動する点には注意が必要です。
夏場では日照時間が長く、発電量が増える可能性が高いですが、冬場や雨天では発電量が減少することが予想されます。

そういった天候が悪い場合でも、発電はしますので、少量の電気を自給し、足りない分のみを電力会社から買うので、自動で電気代を節約することに繋がります。

蓄電池の貯蔵量

15kWhの蓄電池は、発電された電力を効果的に蓄えることができます。
この蓄電容量は、2人世帯の1日あたりの平均電力消費量(約11kWh)を十分にカバーします。

電気自給のシナリオ

このシステムを用いると、次のような電気自給シナリオが実現します。

  • 日中のピーク時:太陽光発電が効率よく行われ、家庭の電力需要をまかなうだけでなく、余剰電力が15kWhの蓄電池に蓄電されます。
  • 夜間や曇りの日:蓄電池に蓄えた電力を使用することで、家庭の電力供給を維持します。
    電力消費が少なければ、1日分の電力消費量をほぼカバーできるため、商用電源への依存が最小限になります。

考慮すべきポイント

  • 放電速度:多くの電化製品を同時に使用した場合、放電速度が速くなり、蓄電池の持続時間が短くなる可能性があります。
  • 商用電源がバックアップ:発電量が不足する場合でも、商用電源への自動切替機能があるため、電力供給が途切れる心配はありません。


電気自給の感動を共有!実際に体験された効果とは?

設置後、早速お客様から感動のご報告をいただきました。
「ソーラーパネルからの電気だけ暮らしていると、家電を動かすたびに感動しました!また、通常の電気よりも良いエネルギー感を感じます。」という報告を受け取り、私たちも頑張った甲斐があった、と嬉しくなりました。

特に、初めて、ソーラーパネルからの電気で家中の家電を動かしたときの感動は言葉にできないものです。
このような「電気を自分で作る安心感」や「電気代削減の効果」を体感していただけることが、私たちの仕事の喜びです😆

電気自給のメリットとは?

  • 電気代の大幅削減: ソーラーパネルとEXTRA5000を使うことで、電力会社から購入する電力を大幅に削減できます。
  • 災害時の備え: 災害などによる停電時でも、自宅で発電できる安心感が得られます。
  • 環境保護: クリーンエネルギーを使うことで、環境にも優しい生活を実現できます。

電気自給ユニット「エクストラ5000」の導入費用について

「エクストラ5000」の導入費用は、設置環境やオプションの選択によって異なります。
基本セット(3.4kWのソーラーパネル、5kWhの蓄電池、本体一式)は税込665,500円にて、ご案内しています。

設置工事費用

標準的な設置工事費用は税込33,000円で、以下が含まれます。

  • 基本的な配線作業(標準的な配線長さ、200V分岐ブレーカー1つ)
  • ソーラーパネルの設置(平置き)
  • 電気自給ユニット・蓄電池の設置

バッテリー容量を増やすには?

電気自給ユニット エクストラ5000の基本セットでは、標準で5kWhの蓄電池が1つ含まれております。
家庭での電力自給をさらに高めたい場合、蓄電池の容量を増やすことが有効な方法です。

バッテリーの追加により、より多くの電力を蓄え、長時間にわたる、自家発電の電力供給が可能になります。
特に、夜間や曇りの日の電力消費量が多い家庭では、蓄電池容量の増加が効果的です。

追加バッテリーの導入費用

蓄電池は、1ユニットあたり23万円(税込み)で追加可能です。この価格には本体価格と設置工事費用が含まれており、追加のコストを抑えながら、効率的に容量を増やすことができます。

1つのバッテリーユニットは5kWhの容量を持つため、例えば以下のような拡張が可能です。

15kWhに増やす場合:5kWhバッテリーを2つ追加(46万円)

10kWhに増やす場合:5kWhバッテリーを1つ追加(23万円)

追加工事とお見積もり

電気自給ユニットの設置場所の状況や、電力消費量(契約アンペア数50A以上)によっては、追加工事やオプションが必要になる場合があります。
詳細なお見積もりは個別にご対応させていただきます。

出張費について

これらの金額に出張費を加えると、総額が決まります。出張費はお住まいの地域によって異なりますが、半年に一度(3~5月、10~12月)の全国出張時は22,000円~となっています。
全国のお客様をまとめて訪問することで、コストを最小限に抑えています。

総額の目安

ほとんどのお客様は72~80万円程度の総額で電気自給ユニットEXTRA5000を取り付けられています。

卒FITのお客様向けプラン

また、卒フィットのお客様には、電気自給ユニット+蓄電池(バッテリー)のセットも人気がございます。税込455,500円にてご案内しています。

この価格で、家庭の電力自給を実現し、長期的な電力コストの削減が期待できるため、多くのお客様にご満足いただいております。


お問い合わせ・施工スケジュールについて

当社の電気自給ユニットにご興味をお持ちいただけましたら、導入に関する詳細なご相談やお見積もりをお受けしております。

ぜひ以下のフォームから、設置場所やご希望の電力使用状況をご記入ください。

お客様に最適な電気自給システムのご提案を心を込めてサポートいたします。
導入フォームはこちら


まとめ

広島県での「エクストラ5000」設置事例では、15kWhの蓄電池を組み合わせた大容量システムにより、2人世帯での安定した電力自給を実現しました。
昼夜問わず、家庭の電力消費をカバーでき、電気代の大幅削減と安心感を提供できたと自負しております。
電気自給に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!


🍀2013年からDIY太陽光発電の実績多数 ISOLA株式会社🍀
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