【完全ガイド】DIYソーラーパネルの架台製作|ローコストで風圧対策もバッチリ!

なぜ今、ソーラーパネル設置なのか?

ソーラーパネルを設置することで、エネルギーコストの削減や環境負荷の軽減といった多くのメリットを享受できます。
しかし、業者に頼むと高額な費用が発生します。この記事では、DIYでローコストかつ安全にソーラーパネルを設置するための手順と知識を徹底解説します。

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1. DIYでソーラーパネル設置するメリットとは?

1-1. コストを抑えられる
業者に依頼すると架台や足場費用、施工費用が発生しますが、DIYならこれらを省けます。ホームセンターで揃う材料で施工可能なので、材料費も大幅に削減できます。

1-2. 簡単で安全
DIYでも特別な工具を必要とせず、1人で設置可能な方法を紹介します。また、設置場所は屋根ではなく地上を推奨するため、高所作業によるリスクがありません。

1-3. 持続可能なエネルギー生活の第一歩
自家発電を始めることで、再生可能エネルギーを生活に取り入れることができます。


2. 必要な材料と工具リスト

2-1. 材料リスト

  • 沓石(くついし):ソーラーパネル1枚あたり4個
    • ホームセンターで「羽子板付沓石300」として販売されているもの。1つの重さ約20kg。
  • M6ステンレスボルト・ナット・ワッシャー
    • 錆びないようステンレス製を選び、ナイロンナット付きで緩み防止。
  • 防草シート:草刈り対策用
  • PF管やCD管:配線保護用

2-2. 必要な工具

  • 10mmのスパナ2本
  • 巻き尺(コンベックス)
  • インパクトドライバー
  • 3mmのキリ(下穴用)、6mmのキリ(本番用)
  • 保護眼鏡と手袋

3. 設置場所の選び方

3-1. 日当たりの良い場所を選ぶ
ソーラーパネルの設置場所は、日中に十分な日光を受けられる場所を選びます。影ができないエリアが理想です。

3-2. 地上設置のメリット

  • 屋根を傷める心配がない
  • メンテナンスが容易
  • 高所作業のリスクがない

4. 設置手順を詳しく解説

4-1. ソーラーパネルの寸法を測る
使用するソーラーパネル(例:1750mm×990mm)のサイズを測り、沓石の配置ポイントを決めます。4分割したポイントで均等に支えます。

4-2. 沓石の配置
マーキングしたポイントに沓石を仮置きし、正確な位置を調整します。

4-3. ボルトとパネルの固定
ステンレスボルトとナットを使用して、ソーラーパネルを沓石にしっかり固定します。ナイロンナット付きボルトを使用することで振動による緩みを防ぎます。


5. 安全対策:風圧荷重計算の重要性

5-1. 風圧荷重計算とは?
風の力でパネルが飛ばされるリスクを防ぐために、風圧荷重を計算します。この計算では、日本工業規格(JIS C8955:2017)の基準に基づき、風速50m/sを想定して安全係数を加味します。

5-2. 設置角度の工夫
パネルをほぼ水平(0度)に設置することで、風の影響を最小限に抑えます。これにより強風でもパネルが飛ばされるリスクが軽減されます。


6. トラブルを未然に防ぐためのポイント

6-1. 盗難対策
沓石とソーラーパネルを合わせて約100kgとなるため、簡単に盗むことは困難です。それでも心配な場合は、セキュリティボルトを使用してください。

6-2. 草刈り対策
防草シートを敷くことで雑草の成長を防ぎます。さらに、PF管やCD管で配線を保護することで、草刈り時の配線切断リスクを軽減します。


7. 費用の内訳と比較

7-1. DIYでのコスト

  • 沓石(40個):68,000円
  • ステンレスボルト・ナット・ワッシャー(20袋):4,000円
  • 防草シート、その他:数千円

合計:約72,000円

7-2. 業者に依頼した場合

  • 屋根用架台:90,000円以上
  • 足場費用:約200,000円
  • 設置費用:別途追加

DIYでの設置は、業者依頼の1/3以下のコストに抑えられます。


8. よくある質問(FAQ)

Q1. 角度が0度だと発電量に影響はありますか?
A. ほぼ水平でも発電量に大きな差はありません。また、どの方角から太陽が来ても均等に受光できる利点があります。

Q2. 雨の日や台風でも大丈夫ですか?
A. 風圧荷重計算に基づいた設計なので、台風などの強風にも耐えられる設計になっています。


9. おまけ。ソーラーパネル配置と防草シートのサイズ例

ソーラーパネルを設置する際には、設置面積に応じて配置方法を選ぶことが重要です。
ここでは、370Wのパネル10枚を配置する場合の 防草シートの必要サイズ を例としてご紹介します。

ソーラーパネル1枚のサイズ

  • 1755mm × 1038mm × 30mm

配置方法と防草シートのサイズ例

  1. 二列配置の場合
    • 必要面積:4.5m × 7m
  2. 一列配置の場合
    • 必要面積:2m × 13m

設置する場所や条件に応じて適切な配置方法を選択し、効率よくスペースを活用しましょう。


10. まとめ:誰でも簡単に始められるDIYソーラーパネル設置

この記事では、DIYでローコストかつ安全にソーラーパネルを設置する方法を詳しく解説しました。風圧荷重計算や防草対策、セキュリティ対策など、トラブルを防ぐためのポイントも押さえています。

ソーラーパネルを使った自家発電を始めたい方は、ぜひこの方法を試してみてください。動画と併せて参考にしていただければ、成功すること間違いなしです!


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